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「感慨深い」“日立台”での一戦、大宮MF茨田はシャドーとボランチで奮闘

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[5.26 J2第15節 柏1-1大宮 三協F柏]

 2年ぶりに“古巣”に還ってきた。小学4年から25歳まで柏でプレーし、2017シーズンから大宮アルディージャへと移籍したMF茨田陽生。敵プレイヤーとして初めて三協フロンテア柏スタジアム(当時は日立柏サッカー場)のピッチに立ったのは、ともにJ1に所属していた17年のこと。大宮移籍1年目の茨田は先発フル出場したが、2-4で敗れた。

“日立台”(三協フロンテア柏スタジアムの愛称)での一戦を「少し感慨深い」と言う茨田。柏とは公式戦で4度目の対戦になるが、まだ勝利を挙げられていない(3分1敗)。それでも「自分の中ではいいサッカーができた」とこの日の柏戦には手応えを感じていた。

 高木琢也新監督のもと、今季は3-4-2-1のシャドーを主戦場にしている。1点ビハインドの後半、「パワーが欲しかった」高木琢也監督は、交代のカードを切ってFWフアンマ・デルガドを最前線に投入。それまで1トップだったFW富山貴光がシャドーに下がり、茨田はMF石川俊輝とダブルボランチを組んだ。「記憶をより戻しながら」(茨田)、後半7分以降は本職でプレーした。

 11戦負けなしとなった大宮だが、3戦連続で引き分け中。一時は暫定首位にも立っていたが足踏みしている状況だ。「勝ち点3をとらないといけない」。古巣戦を終え、背番号8は次戦・福岡戦へと気持ちを切り替えていた。

(取材・文 奥山典幸)

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