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[関東]首位明治快勝、筑波も追走…早稲田待望初勝利で未勝利は流経のみに:第7節

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エース三笘不在も筑波大は流通経済大とのダービーマッチに1-0で勝利した

 関東大学サッカー1部は29日に第7節を行った。首位の明治大駒澤大に4-0で大勝。連続ゴール中だった主将FW佐藤亮に得点はなかったが、前半4分のMF安部柊斗(4年=FC東京U-18)のゴールを皮切りにゴールラッシュをみせた。明治大はこれで3連勝。

 勝ち点1差の2位で追う筑波大は最下位の流通経済大に1-0で勝利。U-22日本代表に選ばれるエースFW三笘薫(4年=川崎F U-18)と韓国遠征を行っているU-20全日本大学選抜に選ばれるMF池谷祐輔(2年=川崎F U-18)が不在の試合だったが、後半14分に決まったDF山原怜音(2年=JFAアカデミー)のミドルシュートを守り抜いた。

 下位に沈んでいる昨年王者の早稲田大東洋大に3-1で勝利。前半25分に先制点を許す展開だったが、同34分にFW加藤拓己(2年=山梨学院高)が同点ヘッド。後半14分にMF鍬先祐弥(3年=東福岡校高)が勝ち越し弾を決めると、終了間際にはMF栗島健太(4年=流通経済大柏高)がダメ押し点を決めた。

 早稲田大は7試合目にして待望の今季初勝利。東洋大と専修大をかわして、一気に降格圏脱出となる9位に浮上した。未勝利は流通経済大のみとなった。次節、早稲田大はその流通経済大との対戦になる。

 法政大立正大は1-1の引き分け。後半21分にDF今村晃(4年=市立船橋高)が得点して立正大が先制したが、同30分の日本代表に選ばれたFW上田綺世(3年=鹿島学園高)の得点によって、法政大がドローに持ち込んだ。

 U-22日本代表FW旗手怜央(4年=静岡学園高)が不在の順天堂大は、主将FW浮田健誠(4年=柏U-18)の2試合連続ゴールによって、中央大に1-0で勝利。桐蔭横浜大は川崎フロンターレに入団が内定しているMFイサカ・ゼイン(4年=桐光学園高)の2ゴールなどで、専修大に4-0で大勝した。

 第8節は6月1日と2日に行われる。
 
早稲田大 3-1 東洋大
[早]加藤拓己(34分)、鍬先祐弥(69分)、栗島健太(90分)
[東]中村陸(25分)

専修大 0-4 桐蔭横浜大
[桐]松本幹太(14分)、下村司(31分)、イサカ・ゼイン2(52分、54分)

駒澤大 0-4 明治大
[明]安部柊斗(4分)、常本佳吾(8分)、佐藤凌我(60分)、小柏剛(88分)

筑波大 1-0 流通経済大
[筑]山原怜音(59分)

順天堂大 1-0 中央大
[順]浮田健誠(23分)

法政大 1-1 立正大
[法]上田綺世(75分)
[立]今村晃(66分)

●第93回関東大学L特集

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