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退団明言のアザール…チェルシー指揮官「移籍したいのは分かっている」

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チェルシーMFエデン・アザール

 チェルシーベルギー代表MFエデン・アザールは、29日に行われたヨーロッパリーグ決勝アーセナル戦後に「これがお別れになると思う」と話し、退団を明言した。英『BBC』が伝えた。

 以前からレアル・マドリーへの移籍が噂されていたアザールは、EL決勝の2週間前にはクラブと話し合い、「僕は決断したんだ」と自身の意思を伝えたことを報じられていた。そして、EL決勝では2得点を奪って4-1の勝利、EL優勝へと導き、『BTスポーツ』のインタビューに答えた。

「僕の夢はプレミアリーグでプレーすることだった。その夢を最も大きなクラブの一つで叶えることができた」とクラブへの感謝を示しながらも、「これがお別れになると思う。でも、サッカー界では何が起きるか分からないから…」と語った。

 チームを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、「本当に並外れた選手だし、人間としても素晴らしい」とアザールを称し、「彼が移籍したいのは分かっているし、その決断は尊重しなければならない」と続けている。

 今季途中までチェルシーでともにプレーしたMFセスク・ファブレガスはアザールについて、「彼がボールを持つと何かが起きると期待してしまう。そして、他の選手たちも生き生きしてくるんだ。彼が歴史上最高の選手かは分からないけど、これまでで最も才能のある選手だと思う」と称賛すれば、クラブOBのパット・ネヴィン氏は「アザールはチェルシーでこれまでプレーした選手の中で一番スキルがあり、飛びぬけた選手だよ。フランク・ランパードの方がクラブとしてはインパクトがあったかもしれないが、純粋にスキルという意味でアザールはワールドクラスだ」と賛辞を贈った。

 チェルシーで確固たる地位を築いたアザールが旅立つ日は刻一刻と迫っているようだ。

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