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U-20W杯で大記録誕生!! ノルウェーFWが1試合9得点、南野拓実の同僚

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U-20ノルウェー代表のFWアーリング・ハーランド(ザルツブルク)

 U-20ワールドカップは30日、グループリーグ第3節を各地で行い、U-20ノルウェー代表がU-20ホンジュラス代表に12-0で勝った。ザルツブルクで日本代表MF南野拓実と同僚のFWアーリング・ハーランドが大会記録を大幅に更新する1試合9得点。12点差での勝利も大会史上初となった。

 2連敗で迎えた第3節のノルウェーは、試合前の時点でグループリーグ2位通過の可能性が消滅。全6組中4チームに権利が与えられるグループ3位での決勝トーナメント進出に向け、得失点差も大いに重要となる中、同じく2連敗中のホンジュラスを相手に歴史的なゴールラッシュを披露した。

 まずは前半7分、左からの折り返しに反応したホーランドがダイレクトシュートで先制点を奪うと、ホーランドは同20分にもスルーパスを受けて追加点をマーク。さらに3-0で迎えた同36分、今度は自身が獲得したPKを沈めると、同43分には左からの折り返しをトラップからハーフボレーで決め、前半のうちに早くも4得点を記録した。

 ハーフタイムが明けてもノルウェーの勢いは止まらず、後半1分に加点して6-0。ホーランドは同5分、22分、32分、43分、45分にそれぞれゴールを決め、たった1試合の間に大量9得点を奪った。一方、戦意を失ったホンジュラスはラフプレーを連発。2人の退場者を出し、最後は9人で戦っていた。

 これまでの1試合最多得点記録は1997年大会のブラジル対韓国戦でFWアダイウトンが記録した6得点。ホーランドはこれを大幅に塗り替えた。さらにノルウェーが記録した12得点も、同じくブラジル対韓国戦でブラジルが記録した10得点を上回り、1試合での歴代最多得点記録となった。

 なお、大会を通じての最多得点記録は2001年にFWハビエル・サビオラがマークした11得点。ホーランドには決勝トーナメントでの記録更新の期待がかかる中、ノルウェーのグループリーグ突破は他グループの3位チームの成績次第。得失点差では大幅にリードすることが予想されるため、勝ち点3以下のチームが2つ以上出るのを願う形となる。

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