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“首位東京”のMF東慶悟、古巣戦で献身ハードワーク「成長した姿を見せたかった」

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FC東京のMF東慶悟

[6.1 J1第14節 FC東京3-1大分 味スタ]

 1週間前に喫した今季初黒星の悔しさ、かつて5年間過ごした古巣への想いを胸に、“首位東京”のキャプテンは足がつるまで走り抜いた。FC東京MF東慶悟は試合後、「情けないですね。90分やるつもりだったけど、持たなくてチームに申し訳ない」としつつ、「連敗せずに勝てたことが良かった」と清々しい表情で振り返った。

 ホームに迎えた相手は昇格組の大分トリニータ。東にとっては高校1年時からプロ2年目までを過ごしたクラブだ。「面識はないけどユースの後輩もいたし、ユースを含めて5年間お世話になったチームに成長した姿を見せたかったので」。対面の相手は同じく大分U-18出身のDF岩田智輝。そんな古巣対戦に気持ちがたかぶっていたという。

 首位を独走するFC東京だが、前節ではC大阪に0-1の惜敗。教訓を踏まえた今節は球際、ハードワークといったクラブカラーを再確認し、激しいプレッシングで大分の攻撃をのみ込んだ。東自身も後半42分の交代まで時には中央、時にはサイドで走り切り、「相手はすごく特殊なチーム。GKからビルドアップをしてくるけど、簡単にやらせなかった」と胸を張った。

 それでも東は1点差に追いつかれた試合運びにフォーカスし、「2点目を取った後、すぐに3点目を取りに行かないといけないと感じた。ミスが多くなっていたしその辺が課題」と指摘。敗戦から真摯に学び、一つの勝利に浮かれず、東京のキャプテンはまだまだ高みを見据えている。

(取材・文 竹内達也)
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