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プロデビューの浦和DF岩武克弥「まだスタートラインに立ったばかり」

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浦和レッズDF岩武克弥

[6.1 J1第14節 川崎F 1-1 浦和 等々力]

 プロ選手として大きな一歩を踏み出した。今季、明治大から浦和レッズに加入したDF岩武克弥は川崎F戦でスターティングメンバ―に名を連ね、J1、そしてプロデビューを飾ることになった。

 大分U-18在籍時の14年に2種登録されていた岩武は、Jリーグデビューを飾っていた。あれから5年が経ち、新たなステージのスタートラインに立つことに。前日練習から「雰囲気で(先発と)感じていたし、最終的には大槻(毅)監督から言われた」と、監督交代後の初戦で先発に抜擢された。初めて向かうJ1のピッチとなったが、「J2のときに経験していたのを思い出した」と落ち着いてピッチへと向かう。

 3-4-2-1の右アウトサイドに入ると、「まずは守備からというのを意識した」と守備に重心を置く。対面するMF長谷川竜也の切れ味鋭いドリブルに翻ろうされる場面が目立ちながらも、裏を取られても粘り強く追走して突破を防ぐ場面も作るなど相手に食らいつこうと奮闘。

「あれくらいの時間で変わると言われていた」と後半13分にMF森脇良太と交代してベンチへと下がった。「やれた部分もやれなかった部分もあった。課題も多かったので、しっかりとまた練習からやっていきたい」と答えた大卒ルーキーは、「まだスタートラインに立ったばかり。ここから積み上げていけるように頑張りたい」と前だけを見据えた。

(取材・文 折戸岳彦)
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