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ようやく迎えた“ホーム開幕戦”…福岡は大宮に先制許すも執念ドロー

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福岡がホームで大宮とドロー

[6.2 J2第16節 福岡1-1大宮 レベスタ]

 J2第16節が2日に行われ、暫定20位のアビスパ福岡はホームで同4位大宮アルディージャと1-1で引き分けた。前半34分に大宮のセットプレーからDF菊地光将に先制点を許したが、後半33分にFWヤン・ドンヒョンが同点ゴール。1ポイントを積み上げ、暫定で17位に順位を上げた。

 ラグビーW杯が9月に開催される関係で、これまで本拠地レベルファイブスタジアムは芝の張り替えを行っており、福岡は今季開幕から東平尾公園博多の森陸上競技場をホームスタジアムとして使用。この試合が今季初のレベスタ開催だった。

 前節・鹿児島戦(1-0)で10試合ぶりに完封を達成した福岡は、先発メンバーの変更はなし。対する大宮は前節・柏戦(1-1)から先発を5人チェンジし、大宮ユースから今季トップチームに昇格した19歳FW吉永昇偉がプロ初スタメンを果たした。

 開始から攻勢を続けた大宮は前半34分にスコアを動かす。左CKのキッカーを務めたMFダヴィッド・バブンスキーがショートコーナーを選択し、パスを受けたMF小島幹敏が左足でクロス。ファーのDF畑尾大翔が頭で折り返し、最後はゴール前の菊地が低い体勢からヘディングで押し込んだ。

 菊地の今季初得点で先制した大宮。ゴール後に選手たちが集まり、5月20日に第三子となる男の子が誕生したMF三門雄大を祝う“ゆりかごパフォーマンス”を披露した。

 福岡は後半に入り、セットプレーやMF石津大介がアクセントをつけた攻撃から得点チャンスをうかがう。

 後半26分にはベンチスタートだった“キング”FW城後寿を投入。すると同33分、左サイドを突破したDF石原広教がクロスを送り、中央のヤン・ドンヒョンが2人にマークされながらヘッドでねじ込み、ついに同点ゴールを奪った。

 ヤン・ドンヒョンにとっては3試合ぶりとなる今季5得点目。勝ち越しを狙う大宮は後半37分、昨季J2得点王のFW大前元紀を投入する。しかし、1-1でタイムアップを迎え、4試合連続のドローに終わった。

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