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なでしこW杯最終調整試合は“格下”スペインとドロー…嘆く高倉監督「修正点はたくさんある」

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菅澤のゴールで何とかドローに持ち込んだ

[6.2 国際親善試合 スペイン女子1-1日本女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は2日、スペイン女子代表と国際親善試合を戦い、1-1で引き分けた。チームはこの後、女子ワールドカップに参戦。10日に初戦のアルゼンチン戦を迎える。

 気分よく勝利して本番に乗り込むことにはならなかった。W杯メンバー発表後、なでしこジャパンは5月22日より集まって国内で合宿を開始。同27日にフランス入りして、最終調整を行って来た。FW植木理子が負傷離脱するアクシデントはあったが、イレブンは本番へ向け士気を高めていた。

 最終調整試合に選んだ相手はスペイン。FIFAランキングはなでしこの7位に対して13位と、順位上は格下のチームだった。ただ近年急成長をみせているチームで、W杯は2大会連続2回目の出場ながらダークホースに挙げられている。

 そんな相手になでしこは前半からなかなか攻守が噛み合わない。前半22分には自陣のエリア内で競り合ったDF市瀬菜々がハンドを取られ、PKを与えてしまう。これを10番FWジェニフェル・エルモソに決められて先制を許してしまう。

 なでしこもようやく後半41分、左サイドからMF遠藤純が浮き球でエリア内にパス。MF杉田妃和が折り返すと、途中出場のFW菅澤優衣香が足を投げ出して流し込む。後半アディショナルタイムには相手に決定機があったがGK山下杏也加が防ぎ切り、何とかドローに持ち込んだ。

 なお怪我からの復帰を目指すMF阪口夢穂、そしてFW岩渕真奈といった選手の出場は最後までなかった。

 なでしこジャパンは女子W杯本番で、グループDのイングランド、スコットランド、アルゼンチンとグループリーグを戦う。仮想欧州2か国と定めて臨んだ試合だったが、引き分けが精いっぱいだった。

 高倉麻子監督は「自分たちのペースでテンポが上がらなかった。修正点はたくさんあるかなと思う」と総括。「チャンスを作れなかったので修正していきたい。自分たちのボールになったときにミスが多い。課題ははっきりしているので、修正してW杯に向かっていきたい」と本番に向け意気込む。

 同点弾の菅澤は「苦しい戦いになると思いますけど、一戦一戦勝てるように頑張りたい」。主将のW杯3大会連続出場となるDF熊谷紗希は「なでしこは若いチーム?W杯を戦うにあたって若いとか言っていられない。それをストロングポイントにして全力で戦いたい」と力を込めた。 

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