“日韓戦”を控える若き代表もポーランドの地でCLを観戦した。1日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝が行われ、リバプールがトッテナムを2-0で下し、大会を制覇した。一夜明けた2日、U-20ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で対戦する日本と韓国の公式会見が行われ、それぞれの選手にCLに関する質問が飛んだ。

　U-20日本代表の主将MF齊藤未月(湘南)は「いつか、2～3年後、5年後にあのピッチに立ってプレーするのが日本のためにもなるし、今後のサッカー人生にとってもプラスになると思う。早くあのピッチでプレーすることを意識して次の試合も戦いたい」と目標を掲げた。

　一方、U-20韓国代表にとっては、CLファイナルの舞台でプレーしたFWソン・フンミン(トッテナム)の存在が大きいようだ。FWチョ・ヨンウク(FCソウル)は「ソン・フンミン選手はヨーロッパでもベストプレーヤーとして認められていると思う。モチベーションになる選手。もっともっと向上していきたいという刺激になる」と語った。

(取材・文　佐藤亜希子)

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