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ザッケローニ氏が振り返る日本代表監督を受諾した理由「オファーがなかったと考える者もいるだろうが…」

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アルベルト・ザッケローニ

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリアのサッカー情報サイト『Soccermagazine.it』のインタビューに応じ、日本代表監督のオファーを快諾した理由を明かしている。

 ザッケローニ氏は1995年から1998年にかけてウディネーゼを指揮し、クラブ史上初となるUEFAカップ出場へと導いた伝説的監督として知られるほか、ユベントスやインテルなどビッグクラブの指揮官を歴任。ミランを率いた1998-99シーズンには、スクデットを獲得している。

 母国イタリアで華麗な経歴を誇るザッケローニ氏だが、2010年8月、日本代表監督に就任する決断し、アジアへと活動の舞台を移した。イタリア人指揮官は当時を振り返り、決断の理由を明かした。

「私は唯一、代理人を雇ったことのない監督だということを思い出してほしい。連絡をもらって、面白そうな挑戦を提案されれば、常にどこへでも行った。だから刺激的に思えるもの求めて、常に一か八かの賭けをしてきたようなものだ」

「私がアジアに行ったことで、『イタリアでチームが見つからなかったから日本を選んだ』と考える者もいるだろう。だがそうではない。私がこの選択をしたのは、ユベントスを去ったほんの数か月後のことだ。ユーベを退任した後なんて、オファーはいくつも来るものだよ」

「だが(日本の)成長への意欲が伝わってきて、興味が沸いた。だからこそ日本で数年間を過ごしたんだ。私はこういった新たな経験をするのが好きで、自分が知らない世界に引き込まれたんだよ。私はキャリアにおいて、金銭面を重視したことはなく、どれほど魅力的な挑戦であるかを重視してきた」
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