パリSGは、ミランを退団したレオナルド氏を新たなスポーツディレクター(SD)として迎えることになるようだ。フランス『RMC』が伝えた。

　今季はリーグ・アン優勝のみに終わったPSG。シーズン中にトーマス・トゥヘル監督も選手層の薄さを嘆いていたなか、来季こそ悲願のチャンピオンズリーグ制覇を達成するため、移籍市場で積極的に動き回ると見られている。

　そんな移籍市場でのリーダーとして、PSGはレオナルド氏を招へいすることを決定したようだ。『RMC』によると、週末にもパリに到着し、来週初めにも正式に発表されることになるという。

　PSGでは現在アンテロ・エンリケ氏がSDを務めているが、トゥヘル監督やナセル・アル・ケラフィ会長と問題を抱えていると言われていた。そこでクラブは、現役時代にもPSGでプレーし、2011年～2013年までディレクター職を務めたレオナルド氏の再任を決定したようだ。

　レオナルド氏がディレクターを務めた2年間、PSGはズラタン・イブラヒモビッチやチアゴ・シウバ、マルコ・ヴェッラッティ、エディンソン・カバーニなどスター選手獲得を次々に成功させている。

　なお同メディアによると、レオナルド氏のPSGでの新たな使命は中盤の強化、そして最大の目標はアヤックスDFマタイス・デ・リフトの獲得だという。バルセロナが獲得に迫っていると言われているが、19歳のオランダ代表DFの獲得をクラブは熱望しているようだ。

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