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[関東]市船出身早稲田大ルーキー西堂久俊、開幕から結果残してU-18日本代表選出

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機敏な動きをみせる西堂久俊

[6.1 関東大学リーグ第8節 早稲田大2-1流通経済大 AGFフィールド]

 市立船橋高から早稲田大に進学したMF西堂久俊(1年)が、ここまでリーグ戦8試合中7試合に出場。1日の流通経済大戦では、前半14分に決まったMF金田拓海(4年=神戸U-18)が決めた決勝点を右サイドからのクロスで大学初アシストを記録するなど、好スタートを切っている。

 この活躍が評価されて、第25回リスボン国際トーナメントU18に出場するためにポルトガル遠征を行うU-18日本代表に招集された。17年に仙台で行われたインターナショナルドリームカップに出場したU-16日本代表に選ばれて以来となる世代別代表招集。「活躍が認められたのかは分からないですけど、見ててもらえているんだというのが分かった」という自信を胸に、日の丸を背負うつもりだ。

 高校時代はトップでプレーすることもあった西堂だが、大学ではサイドハーフを主戦場とする考えでいる。もともと高校時代もサイド志望だったが、「自分より早い選手がサイドにいたので、前に押し出された」ことにより、FWでプレーせざるを得なかったのだという。

 順調に走り出した大学生活。ただ今のままで満足することはない。「まだ1年生ですけど、関東の舞台を経験して、通用するなという手ごたえもある。でも通用する程度ではダメ。もっと突き抜けていかないといけない。自分はサイドで勝負して生きていくことは決めた。どっちサイドをやるにしても、ゴールやアシストを目指していける、結果にこだわれる選手になっていきたいです」。

(取材・文 児玉幸洋)
●第93回関東大学L特集

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