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水戸が浅野の爆走2ゴールなど4発逆転!!新体制の福岡を下して首位返り咲き

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2ゴールの活躍を見せた水戸MF浅野雄也

[6.9 J2第17節 水戸4-2福岡 KSスタ]

 J2第17節が9日に行われ、暫定4位の水戸ホーリーホックはホームで同19位アビスパ福岡に4-2で勝利した。立ち上がりに先制を許したが、MF浅野雄也の2得点など今季最多4ゴールを奪って逆転。終盤にPKで2失点目を喫したものの、リードを守って2試合ぶりの白星を手にした。勝ち点33で並んだ山形を得失点差で上回り、首位に再浮上。次節はその山形との天王山を迎える。

 福岡は3日にファビオ・ペッキア前監督の退任と久藤清一コーチの新指揮官就任を発表し、今節が新体制の初戦となった。前半10分に左サイドのMF石津大介が右足で鋭いクロスを送ると、PA内中央でジャンプしたFWヤン・ドンヒョンの頭上を越え、その奥のMF松田力が頭で合わせる。GK松井謙弥の右手を弾いてゴール左に転がり込み、松田の今季4得点目で先制に成功した。

 しかし、水戸は前半15分にすぐさま同点に追いつく。高い位置でボールを奪ったMF平野佑一から浅野がパスを受け、一瞬の加速でPA手前左へ。相手に寄せる隙を与えないまま左足を振り抜き、ゴール右隅に低い弾道のシュートを突き刺す。大卒ルーキーが3試合ぶりのスタメン起用に応え、今季2点目をマークした。

 前半45分には自陣での素早いリスタートから敵陣に運び、MF白井永地のスルーパスに走り込んだFW村田航一がPA内中央から左足でワンタッチシュート。ゴール左に決まり、水戸が2-1と逆転して前半を終えた。

 ハーフタイムが明けても水戸の攻勢は続く。後半13分、左サイドのDF志知孝明からのクロスをPA内中央の村田が受けると、冷静に右へパス。フリーで受けたMF茂木駿佑が寄せてくるGKセランテスやMF鈴木惇をいなして左足でシュートを放ち、DF吉本一謙に当たったボールがゴール右に吸い込まれた。

 茂木の今季4得点目で3-1とリードを広げた水戸。後半15分にはMF黒川淳史のスルーパスから浅野がフリーで裏へ抜け出し、PA内中央でGKセランテスとの1対1を迎える。左足で確実にゴール左へ決め、ダメ押しとなる今季3点目を挙げた。

 福岡は1-4の後半33分、左CKの競り合いで松田が平野のファウルを受け、PKを獲得。同34分、キッカーのヤン・ドンヒョンがGK松井の逆を突き、右足でゴール中央に蹴り込む。韓国人ストライカーの今季6ゴール目で点差を縮めたが、2-4のままタイムアップ。福岡は3試合ぶりの敗戦を喫した。

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