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ポジション争い活性化し、5戦19発!広島皆実が広島の王座奪還!

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広島皆実高が3年ぶりにインターハイへ

[6.9 インターハイ広島県予選決勝 広島皆実高 4-0 如水館高 広島広域公園第一球技場]

 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)広島県予選決勝が9日に行われ、広島皆実高如水館高を4-0で下し、3年ぶり15回目の出場を果たした。

 昨年はインターハイ、選手権とも県予選決勝で瀬戸内高に敗れ、今年2月の新人戦はベスト8で敗れていた広島皆実が、県内王座を奪還した。しり上がりに調子を上げたインターハイ予選を鮮やかなゴールラッシュで締めくくり、3年ぶりに夏の大舞台に駒を進めた。

 序盤の2得点で流れを引き寄せた。まずは前半6分(40分ハーフ)、右サイドでパスを受けたMF岡本陸輔(3年)がドリブル突破で相手DFを振り切ると、センタリングをFW岡本拓海(3年)が右足で蹴り込み、早くも均衡を破る。さらに10分には岡本拓のドリブル突破から、MF牛原克(3年)が決めてリードを広げた。

 決勝トーナメント1回戦で新人戦優勝の崇徳高を1-0で下し、勢いに乗って初の決勝進出を果たした如水館も、MF山根留偉(2年)のドリブル突破などで状況を打開しようと試みるが、なかなか決定機を作れない。そうするうちに広島皆実は24分、右SB山根成留(3年)がMF田中博貴(3年)とのパス交換でゴールに迫ると、如水館の守備陣の連係の乱れを突いてGKの頭上を破るループシュートを決め、3-0とした。

 大量リードを奪って迎えた後半、如水館は選手交代などで巻き返しを狙ったが、やはり得点には至らない。逆に広島皆実は後半14分、岡本拓のパスから牛原がこの日2点目を決め、4-0として勝利を決定づけた。何とか一矢を報いたい如水館は、試合終了間際にFW光成大地(2年)が左サイドからカットインして右足で狙ったが、左ポストに当たって決まらず、広島皆実がそのまま4-0で完封勝利を収めた。

 広島皆実は、仲元洋平監督が「右サイドは、あの形を狙っていた」というドリブル突破を効果的に最初の2得点に結びつけ、主導権を握った。インターハイ予選5試合の先発がすべて違うことからも分かるように、「選手がいい意味で競争してくれた」(仲元監督)というポジション争いの活性化が、5試合で19得点という攻撃陣の爆発につながった。

 インターハイに向けて、仲元監督は「今回の予選で2失点しているので、簡単に失点しないように、というところから進めていきたい」と守備の強化をポイントに挙げた。その上で「攻撃は、もっと楽しくボールを動かしてほしい」と語り、この日もピッチ上で披露したテンポの良いパス回しを、より長い時間、より高いレベルで実践できるだけのレベルアップを誓った。

(取材・文 石倉利英) 
●【特設】高校総体2019

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