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「ビリビリじゃなくヒシヒシ」18歳久保建英が振り返る代表デビューの瞬間

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A代表デビューを飾ったMF久保建英

[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]

 18歳5日で迎えたA代表デビューのピッチ。ゴール裏のウォーミングアップエリアから日本代表MF久保建英(FC東京)がMF中島翔哉とともにベンチへ小走りに向かうと、3万8092人が集まったスタンドからは大きな歓声が沸き上がった。

 場内のオーロラビジョンにユニフォーム姿となった久保が大写しになり、割れんばかりの大歓声。2-0の後半22分、MF南野拓実に代わって途中出場すると、ボールに触るたびに拍手と歓声が起き、そんなファンの期待を裏切らない堂々たるプレーを披露した。

「スタジアムもオープンな感じだったけど、(歓声が)ワーッと聞こえて、ビリビリじゃないけど、ヒシヒシみたいな感じだった」。待ちに待ったA代表デビューの瞬間を18歳は笑顔で振り返った。

 3-4-2-1から4-2-3-1にシステムを変更していた中での投入。与えられたトップ下のポジションにも「トップ下はやりやすいので、特に問題ない」とすぐに順応した。出場直後からMF小林祐希から何度もパスを受け、「最初はみんなが気を遣ってくれたというか、小林選手も何本もパスをくれた」と先輩の“優しさ”に感謝。その中で自らの持ち味も出そうと積極的にプレーした。

 中央の位置からFC東京でプレーする右サイドに流れながらのプレーも多く、右サイドハーフのMF堂安律へのパスや右サイドバックのDF室屋成にスルーパスを通す場面もあった。「(堂安)律くんはU-20(W杯)で一緒にやっていてどういうプレーをするか分かるし、(室屋)成くんは(FC東京で)同じサイドで組んでいる。特徴が分かりやすい選手と最初はボールを使ってコミュニケーションを取った」と冷静だった。

「短い時間だったけど、自分がやれることは示せたかなと思う」。23分間のデビュー戦を終えた18歳は「(A代表デビューの)実感はあんまりないけど、ここから先、(実感が)大きくなって自慢できるのかなと思う」と微笑んだ。

(取材・文 西山紘平)

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