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久保デビューに連れ添った中島、会話の中身は「楽しくサッカーしよう」

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MF久保建英と同時に日本代表のピッチに立ったMF中島翔哉

[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]

 ウォーミングアップエリアの18歳に日本代表デビューの予感が漂うと、ひとめぼれスタジアム宮城は大いに沸き立った。そんなMF久保建英(FC東京)と同時に呼ばれたのは、奇しくもFC東京で共にプレーした経験を持つMF中島翔哉(アルドゥハイル)。注目を一身に集める後輩を気遣うように、ときおり笑みを浮かべながらベンチに向かった。

 2-0で迎えた後半20分すぎ、ゴール裏で身体を温めていた久保がチームスタッフに呼ばれた。ほどなくしてスタジアム内からは大歓声が巻き起こり、プレー中の選手たちもいったん目を奪われるほどのムードに。そんな中、久保と中島は二人連れ立ってベンチに走っていった。

 2人はかつて同時期にFC東京に所属していた間柄。2017年11月に正式契約が発表された久保、17年8月にポルトガルに移籍した中島は、共にプロ選手として在籍することはなかったが、久保が2種登録選手だった17年5月にルヴァン杯2試合(5/3札幌戦、5/10大宮戦)で共演を果たしている。

 そんな二人が日本代表の舞台で再会。後半22分、同時にピッチに投入されると、終了間際には美しいコンビネーションで会場を揺らした。中島が足元へのパスを久保へと贈ると、久保はこれをダイレクトでリターン。正確かつ鋭いスルーパスが中島に渡り、相手ファウルを誘発する好機に結びついた。

「そんなに何も考えていなかったけど、実力がある選手だと思う。ここに来ている選手はみんなそうですけど、出せば返ってくるし、うまい選手が多いので合わせてもらってやるだけ」(中島)。大勢の報道陣に囲まれた後輩を横目に言葉を選んだが、通じ合っていることを感じさせるワンシーンだった。

 試合後の囲み取材では、交代前の笑顔の理由を問われて「楽しくサッカーしようって感じのことですね。まあ本人に聞いてください」と笑顔でかわした中島。とはいえフィナーレの場内一周でも二人で話し込む姿が見られ、今後の連係には期待が高まるもの。「それぞれ良さがあるし、楽しくコパ・アメリカでもプレーできると思う」(中島)。その舞台は、もう目の前に用意されている。

(取材・文 竹内達也)

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