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「タケが良いフリーランニングを…」山中は久保建英へのクロス悔やむ

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後半14分から途中出場したDF山中亮輔

[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]

 試合開始2分でゴールを決めた“A代表史上最速デビュー弾”の衝撃から7か月。追加招集で代表デビュー戦となった昨年11月20日のキルギス戦以来の日本代表復帰を果たしたDF山中亮輔(浦和)が後半15分から途中出場し、4バックの左サイドバックでプレーした。

「2-0で勝っている状況だったので追加点を狙いにいこうと思ったけど、最後の質のところが良くなかった。もう少し攻撃に絡む部分だったり、個で違いをつくらないといけなかった」

 そう振り返ったようにプレー内容は不完全燃焼。それでも唯一の見せ場だったのは後半37分のプレーだ。左サイドから低い弾道の鋭いクロスをゴール前に供給。そこに合わせて飛び込んだのが、横浜FM時代の昨季後半にチームメイトとして戦ったMF久保建英(FC東京)だった。久保はGKと交錯してシュートには至らなかったが、“和製ロベカル”とも言われる山中の高精度・高出力キックにはやはり一発の魅力があった。

「あれ一本くらいしか個人的にはチャンスがなかった。タケ(久保)が良いフリーランニングをしてくれたのでもう少し良いクロスを上げられれば良かったけど……。でも、意思疎通はしっかりできています」

 今回、半年ぶりの再会となった久保については「凄い」と感じるところがあったという。山中によれば「以前も技術はすでにあったけど、それを出す環境がなかっただけ。FC東京で試合に出るようになったことが自信になったのだと思う。メンタル面が大きいと思う」と言う。そのうえで、「彼が入ってきてスタジアムの雰囲気が変わった。そういう力がある選手。あの若い年齢でもしっかりしているし、凄いなと思う」と率直な見方を口にする。

 所属の浦和では5月25日の広島戦後にオズワルド・オリヴェイラ前監督が解任され、大槻毅監督が就任したばかりというタイミングでの代表追加招集だった。「クラブの中での立ち位置の難しさはありますが、代表は本当に光栄な場所。追加招集だったけどうれしかった。今後はまずはレッズでポジションを獲るようにしないといけない」。浦和で活躍して再び代表へ戻ってくることを誓った。

(取材・文 矢内由美子)

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