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なでしこジャパンがいよいよ本日W杯初戦! 前日会見に高倉監督&熊谷主将が出席、VAR対策も

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なでしこジャパンは10日にW杯初戦を迎える

 フランスで行われている女子ワールドカップは10日でグループリーグ第1節4日目を迎える。グループDの日本女子代表(なでしこジャパン)は日本時間10日25時に初戦・アルゼンチン戦に臨む。前日記者会見には高倉麻子監督と主将のDF熊谷紗希が出席した。『FIFATV』が伝えている。

 なでしこジャパンはまずグループリーグに挑み、10日にアルゼンチン、14日にスコットランド、19日にイングランドと対戦。いよいよ始まる本大会に熊谷は「個人としてはワクワクしていますし、大会始まって色々な試合を観ている中でもいよいよだなっていう気持ちでいます」と率直な気持ちを語る。初戦について「簡単な試合ではないと思いますけど、チーム一丸となって何としても勝ち点3を取れるようにしっかり戦いたい」と意気込んだ。

 会見には元なでしこジャパンの澤穂希さんも質問者として出席。高倉監督に対し、優勝を実現するための大会への入り方で意識していることを聞いた。

 指揮官は「一度優勝したチームは誰もがまた優勝というのを望んでいると思いますし、多くのファンの方々がその結果を待ち望んでいると思います」と切り出し、「非常に難しい道のりになるということはみんなが自覚していて、そのことが私たちの支えになるんじゃないかと思っているので、とにかく一戦一戦、毎試合の一秒一秒に全身全霊で戦っていくということを要求しています」と力強く語った。

 澤さんは熊谷にも「試合に臨む前に仲間にどんな声を掛けたいと思いますか」と質問。なでしこジャパンの現主将は「自分自身3大会目のW杯で、その経験をもとに仲間にはとにかくこの初戦を楽しもうということと、仲間がいるからミスを恐れずに戦おうということを声を掛けたいと思います」とチームを支えていく意思を示した。

 今大会ではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が採用されており、国内とは違う環境に戸惑う可能性もある。しかしリヨンに所属し、UEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など数々の経験を積んできた熊谷は冷静。「選手としては大きくやることは変わらないです。何試合か見ていて気になったのは、オフサイドの旗がなかなか上がらないということ。本当に笛が鳴るまではプレーしようとはチームで話していて、ルールも変わってきているので、うまく味方につけられるように気をつけて徹底したいと思います」とチーム内での対策を語った。

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