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UNL準優勝に終わったオランダ代表指揮官が大会継続を支持「素晴らしいアイディア。次回が待ちきれない」

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ロナルド・クーマン監督はUNLを支持

 オランダ代表のロナルド・クーマン監督は、ポルトガルに敗れたことへの落胆をあらわにするとともに、UEFAネーションズリーグ継続を支持した。

 9日に行われたネーションズリーグ決勝でオランダはポルトガルと対戦。ポルトガルに押し込まれるも前半は耐えたオランダだが、60分にゴンサロ・ゲデスに得点を許す。その後は反撃に転じるも最後まで1点が遠く、0-1で敗れた。試合後、クーマン監督は悔しさを滲ませた。

「彼らはとてもコンパクトで、自分たちの試合に徹した。我々は前半にもっと我慢して、ポゼッションを高めるべきだった。そして、失点した後、リードを守るマスターである彼ら相手の試合はさらに難しくなり、我々は疲れてしまって最後の局面で十分ではなかった」

「多くのチャンスも作れなかったし、我々はもっと賢くプレーすべきだった。この試合で勝つには十分でなかったし、勝利するためにはベストを出さなければいけなかったが、そのようにできなかった。しかし、決勝を戦うことは次に向けて良い経験だ。この大会で大きな一歩を踏み出せた。次の一歩には時間が掛かるだろうが、もっとオフェンス面の強化が必要だ」

 フレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトといった多くの才能豊かな若手を擁するも、ネーションズリーグで優勝するには時期尚早だったと認めたクーマン監督は、ポルトガルにはあって、オランダにはないものがあったと持論を展開した。

「彼らは我々よりも一緒にトレーニングをする時間があったし、彼らのスタイルは最高の結果を得ることのできるものであり、それだけのクオリティがあったと思っている。それに、ロナウド、ベルナルド(シウバ)、(ゴンサロ)ゲデス、彼らはとても速かったし、みんなハンサムだ。我々にはこのようなクオリティが足りなかったのかもしれない」

 さらに、クーマン監督は設立当初に賛否両論があったネーションズリーグ継続を支持した。

「ネーションズリーグは最高の大会だ。ポルトガルがどれだけこのタイトルを取れたことを喜んでいるか、どれだけ我々がこのタイトルを欲していたか君たちにもわかるだろう。それに、グループステージのインテンシティは本当に高かった。このアイディアは素晴らしいもので、次の大会が待ちきれない」

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