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「大金を叩いてC・ロナウドやベイルを獲得するよりも…」古巣マンチェスター・Uを心配するルーニーが補強方針を提言

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 FWウェイン・ルーニーは、古巣マンチェスター・ユナイテッドがワールドクラスの選手をターゲットにすべきではないと主張した。

 今シーズン、ジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、オレ・グンナー・スールシャール監督を招聘するも、最終的にプレミアリーグ6位と不振に陥ったマンチェスター・U。王者マンチェスター・シティとは勝ち点36差をつけられた同クラブは、新シーズンに向けて積極的な補強に動くことが予想されている。

 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逸失し、大型補強を見据える古巣の現状を受け、ルーニーは『BBC』内の番組で、目先の成功よりも将来的な成功を目指した長期的なプランを持って今夏のリクルートに動くべきだと語った。

「オレ(グンナー・スールシャール監督)が最初にすべきことは、チームを立て直すことだ。1億ポンド以上もする選手を1人や2人連れてくることはチームや既存の選手たちの助けにならないと思う。彼にはトッププレーヤーになるポテンシャルを持った5人や6人の選手が必要であり、1億2000万ポンドや1億3000万ポンドを費やすべきではない。3000万ポンドや4000万ポンドで補強し、そういった選手たちの成長を促してチームを作っていくべきだ」

「(クリスティアーノ)ロナウドやセルヒオ・ラモス、(リオネル)メッシ、もしくはギャレス・ベイルを連れて来られるかもしれないが、3億ポンドから3億5000万ポンドは掛かる。そして、数年もたたないうちに彼らがいなくなってしまえば、ただの無駄遣いだ。このクラブは若手で作り直す必要がある」

 さらに、マンチェスター・Uの元主将は「ファンは来シーズンにプレミアリーグのタイトルを目指せないことを理解しているだろう。だから、オレ(監督)にはチームを作るための時間がある。プレミアリーグやチャンピオンズリーグで優勝を目指すためには2年や3年は掛かるだろう」と時間が掛かってでも過去の栄光を取り戻してほしいと自身の考えを明かしている。

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