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浦和、痛恨アウェーゴール2発献上…杉本健勇が先制ヘッドも蔚山現代に逆転負け

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浦和はファーストレグでアウェーゴール2発を献上

[6.19 ACL 決勝T1回戦第1戦 浦和1-2蔚山現代 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、埼玉スタジアム2002では浦和レッズ蔚山現代(韓国)が対戦した。浦和はFW杉本健勇のゴールで前半37分に先制したが、その5分後に失点。後半35分に2点目のアウェーゴールを献上し、1-2で敗れた。今月26日の第2戦は蔚山現代の本拠地に乗り込む。

 2年ぶり3度目のアジア王者を狙う浦和は15日のJ1第15節鳥栖戦(○2-1)から先発5人を変更し、DF鈴木大輔、DF森脇良太、DF山中亮輔、MFエヴェルトン、杉本がスタメン入り。杉本を最前線に据えた3-4-2-1で挑んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 浦和は両アウトサイドの山中、森脇が高い位置を取って効果的に攻撃に絡み、前半37分に均衡を破った。FW興梠慎三のパスを受けたMF青木拓矢が持ち上がり、クロスを供給。走り込んだ杉本が頭で合わせ、ゴール左隅に沈めた。

 杉本が先発起用に応える先制ゴール。しかし、蔚山現代も反攻に出ると、前半42分、左サイドを持ち上がったFWイ・グノがクロスを配給。ファーサイドのFWチュ・ミンギュが高い打点からヘディングシュートでネットを揺らし、1-1で前半を折り返した。

 後半に入ってからは蔚山現代に攻め込まれる時間帯が続き、浦和ベンチが動く。大槻毅監督は後半24分、杉本に代えてFW汰木康也、同27分、森脇に代えてMF宇賀神友弥を送り込む。汰木は左シャドーに入り、興梠が最前線に上がった。

 交代策で流れを引き寄せようとしたが、後半35分にカウンターから痛恨の失点。途中出場のFWファン・イルスがドリブルで持ち上がってミドルシュートを放ち、逆転ゴール。2点目のアウェーゴールを与えた浦和は反撃も実らず、1-2のままタイムアップを迎えた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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