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ハンブルガーSV会長がまたも酒井高徳らに苦言…「何人かはぬるま湯に浸かり、抜け出せていない」

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ハンブルガーSV会長がDF酒井高徳らに苦言

 ブンデスリーガ2部ハンブルガーSVのマルセル・ヤンセン会長兼監査役は再び元日本代表DFの酒井高徳らチームのリーダーたちに苦言を呈した。『シュポルト・ビルト』が伝えている。

 昨夏にクラブ史上初の2部降格を味わったハンブルガーSVだが、元ドイツ代表MFアーロン・ハントルイス・ホルトビー、酒井との契約を延長するも、1シーズンでの1部復帰は実現しなかった。そんな状況にヤンセン会長は先日、『ハンブルガー・アーベントブラット』で「リーダー格の選手たちは競技面において結果を残さなかった。それだけではなく彼らはチーム最大の弱点ともなった」と、昇格を逃した責任はベテランたちにあることをにおわせる言葉を残した。

 そして同会長は、『シュポルト・ビルト』でもまた同様の見解を述べる。名指しでの批判は控えるも「リーダー格の選手たちの軸が完全に崩壊した」と嘆くと、「好待遇の契約を結ぶことはまったく問題ない。だが、何人かはそれによって、ぬるま湯に浸かり、抜け出せていない。自覚に関して過ちがあり、いつか現実に追い込まれることになるかもしれない」と続けた。

 ハンブルガーSVと2020年までの契約を残す酒井。今季最終節ではファンからブーイングを浴び、メディアでは今夏の日本への復帰の可能性が浮上。会長の再びの批判の言葉により、4年間過ごしてきた同クラブからの退団がさらに現実味を帯びるかもしれない。

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