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南米王者エクアドルが史上初の世界3位! 延長戦で前回3位イタリア破る/U-20W杯

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初の世界3位に輝いたエクアドル

[6.14 U-20W杯3位決定戦 イタリア0-1(延長)エクアドル]

 U-20ワールドカップは14日、3位決定戦を行い、U-20エクアドル代表がU-20イタリア代表を延長戦の末に1-0で下した。南米王者のエクアドルはFIFA主催の国際大会で初の3位入賞。イタリアは2大会連続での3位を逃した。

 前回大会のイタリア対ウルグアイに続いて、奇しくもU-20日本代表とグループリーグで同組だったチーム同士の3位決定戦。今大会2度目の対戦にはイタリアが一部サブメンバーを起用した一方、エクアドルは主力メンバーの大半が先発に名を連ねた。

 試合が動き始めたのは後半に入ってから。エクアドルはエースのFWレオナルド・カンパーナ、イタリアはトップ下気味に位置取るMFクリスティアン・カポーネが決定機を迎えたが、いずれもゴールには至らない。その後はエクアドルからイタリアに主導権が移りつつある中、スコアレスのまま延長戦に入った。

 延長前半3分にはイタリアに絶好機。途中出場のFWマルコ・オリビエリがペナルティエリア内に突っかけると、MFセルヒオ・キンテーロのファウルで倒されてPKを獲得した。ところが、オリビエリのキックはGKモイゼス・ラミレスがストップ。エクアドルは大ピンチを守護神のビッグプレーで逃れた。

 すると延長前半14分、窮地を脱したエクアドルが先制に成功する。敵陣左サイドからのFKをDFディエゴ・パラシオスが蹴り込むと、イタリアはニアで反応したオリビエリがクリアミス。ファーに流れたボールに途中出場のDFリチャード・ミナが追いつき、ワンタッチでゴールマウスに押し込んだ。

 イタリアは延長後半12分、セットプレーの流れから攻め残っていたDFルカ・ラニエリが左足ボレーシュートを狙うもボールは惜しくも右外。そのまま試合は終わり、グループリーグの対戦で敗れたエクアドルが3位決定戦を制した。なお、決勝は15日、韓国とウクライナが共に初優勝をかけて対戦する。

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