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フィンク新体制の神戸がイニエスタ弾で首位撃破!!久保、永井欠くFC東京は迫力不足

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神戸がイニエスタのゴールで首位を破った

[6.15 J1第15節 FC東京0-1神戸 味スタ]

 新生ヴィッセル神戸が首位・FC東京を撃破!!敵地・味の素スタジアムい乗り込んだ神戸は、後半4分に生まれたMFアンドレス・イニエスタのゴールを守り抜いて、1-0で勝利した。FC東京は2試合ぶり、今季2度目の黒星を喫した。

 J1はAマッチウイークの中断を経て2週間ぶりに再開。神戸はその間に監督交代を行い、吉田孝行監督に代えてドイツ人のトルステン・フィンク新監督を招聘して、再出発を図った。その神戸にはコンディション不良が続いていたイニエスタが6試合ぶりに先発復帰。ただしDFダンクレーとMFセルジ・サンペールは出場停止で欠く。

 一方の首位に立つFC東京。14日にはMF久保建英のレアル・マドリーへの移籍が発表になるなど、こちらも話題に事欠かない。ただしその久保はコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦中。また先日の日本代表の試合で負傷したFW永井謙佑がベンチ外となり、2年目FW矢島輝一がリーグ戦プロ初スタメンを飾ることになった。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半から迫力のある展開が続いた。最初の決定機は神戸。前半14分に左サイドでフリーになっていたMF小川慶治朗にクロスボールが入るが、狙いすましたシュートはクロスバーを直撃。するとFC東京はそのこぼれ球からカウンターを発動。DF室屋成がゴール前に抜け出すが、シュートは左に外れる。

 さらに神戸はイニエスタが起点となって攻撃を組み立てる。絶妙なタイミングで出されるパスが味方とわずかに合わない場面が続いたが、会場を沸かせる。FC東京も固い守りからのカウンター、FWディエゴ・オリヴェイラのスピード豊かな突破からチャンスメイクを図るが、GKキム・スンギュの再三の好セーブに遭うなど、スコアを動かすことはできない。

 しかし後半に入るとすぐにこの男が魅せることになる。後半4分、敵陣深くで左右の揺さぶりをみせる神戸は、DF西大伍が右サイドから送ったボールが、左エリア内にいたイニエスタに渡る。背番号8はコントロールから右足を一閃。GK林彰洋のニアを鮮やかに抜いて、先制点を突き刺した。イニエスタは今季初ゴールで、J1リーグ通算4得点目。

 先制を許したFC東京は、後半19分に矢島に代えてFWユ・インス、MF大森晃太郎に代えてMFナ・サンホをピッチに送り込む。しかし久保と永井を欠く攻撃陣は迫力に欠く。同37分にはMF高萩洋次郎に代えて、特別指定選手のMF安部柊斗をデビューさせる。しかし試合前から小雨が降り続くコンディションの中、今季ホーム最多の3万8506人の観衆が詰めかけたが、勝利を呼び込むことは出来なかった。 

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