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“ミスターレッズ”に並ぶ劇的メモリアル弾!! 興梠が明かした野望「10点、20点、30点と差をつけて…」

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浦和でのJ1リーグ通算91点目を劇的なゴールで彩ったFW興梠慎三

[6.15 J1第15節 浦和2-1鳥栖 埼玉]

 浦和レッズに6試合ぶりの勝利をもたらした劇的ゴールは『ミスターレッズ』に肩を並べる一発となった。浦和でのJ1通算91点目を記録したFW興梠慎三は試合後、「浦和レッズといえば興梠慎三と言ってもらるように頑張っていきたい」とさらなる量産を誓った。

 1-1で迎えた後半アディショナルタイム3分、劣勢を打破したのはエースの一撃だった。MFマルティノスのロングドリブルを起点に生まれた浮き球に対し、絶妙なポジション取りで反応。「僕のところに来たので冷静に決めるだけだった。疲れていたので逆にリラックスして打てた」というダイレクトキックで落ち着いて流し込んだ。

「ああいう場面で落ち着いて決めるのがFW。いいゴールだったと思う」。そう自画自賛した決勝弾は、自身が2013年から所属してきた浦和でのJ1リーグ通算91点目。かつて浦和の黎明期を担い、ミスターレッズとまで呼ばれた福田正博氏に並ぶクラブ史上最多タイ記録となった。

「早く抜きたかった自分の中での目標に肩を並べられたのは嬉しい」。率直な喜びを表明した一方、福田氏は今も「サポーターから見たら頂点の存在」と認識している。ならば、そうした存在も追い抜いていくのみ。「肩を並べるだけじゃ福田さんは抜けないので、あと10点、20点、30点と得点で差をつけて、浦和レッズといえば興梠慎三と言ってもらるように頑張っていきたい」と今後の野望を明かした。

(取材・文 竹内達也)
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