ユベントスがマウリツィオ・サッリ監督との契約が間近と報じられるなか、教え子のFWゴンサロ・イグアインはユベントスで新シーズンを迎える意向にあるようだ。

　イグアインは18-19シーズン、前半戦はミランでプレーし、1月の移籍市場で恩師サッリのラブコールを受けてチェルシーに新天地を求めた。チェルシーでは14試合5ゴールという成績にとどまっていたが、契約満了に伴い来季はユベントスへのレンタルバックが決定。

　イグアインにはローマが獲得に動いているとの報道もあるが、本人はユーベでのプレーを想定している模様。代理人を務めている実兄ニコラス・イグアインは、ゴンサロがユーベでのプレーを望んでいるとナポリのラジオ番組『Radio Marte』で語っている。

「ゴンサロとも話をしているけど、もしイタリアでプレーするとしたら、ユーベ以外のチームはないと思う。リーベル(プレート)に戻るのはまだ早いだろうしね」

「ゴンサロは31歳になったけど、まだまだ違いを生み出すことができるFWだよ。今は充電期間で、新シーズンに向けて英気を養っている」

　サッリ招へいのうわさが浮上しているユベントス。これまで同監督はナポリ、チェルシーでもイグアインを指導してきただけに、もしサッリ体制スタートとなったら、ユベントスに保有権のあるイグアインにとっては願ってもない状況となる。

　2016年夏にナポリからユベントスに加わり、2シーズンビアンコネーロでプレーしたイグアイン。18-19シーズンはミラン、チェルシーと異なるクラブに在籍したが、19-20シーズンは2季ぶりにユベントスでプレーすることになりそうだ。

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