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長崎の覚醒バットマンに2発献上の町田、後半2ゴールで執念ドロー

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町田はホームで長崎と2-2で引き分けた

[6.16 J2第18節 町田2-2長崎 町田]

 J2第18節が16日に行われ、暫定16位のFC町田ゼルビアはホームで6位V・ファーレン長崎と2-2で引き分けた。前半17分と同アディショナルタイム2分に長崎のFW呉屋大翔に決められたが、後半17分にオウンゴールで1点を返すと、同23分にはFW富樫敬真が同点弾を奪取。町田は3戦勝ちなし(2分1敗)、長崎は2試合未勝利(1分1敗)となった。

 前節・岡山戦(2-3)で連勝が4でストップした長崎。仕切り直しの一戦となった中、序盤に幸先よく先制した。前半17分、敵陣でボールを奪った流れから呉屋がスピードに乗ったドリブルで持ち込み、GK増田卓也との1対1に。右足で落ち着いてゴール右へ決め、先制点を挙げた。

 呉屋は前節に鼻骨を骨折し、今節は黒いフェイスガードを着用して先発出場。しかし、負傷の影響を感じさせずに6試合連続ゴールを達成した。

 さらに前半アディショナルタイム2分、MF角田誠が浮き球のパスを送ると、PA手前中央で受けた呉屋が体を倒しながら右足でシュート。強烈な弾道でゴール左に突き刺さり、今季10得点目をマークした。

 対する町田は、MFロメロ・フランクやMF戸高弘貴が決定的なシュートを放ちながらも、ゴールには結び付かない。また、MF土居柊太がPA内で倒される場面もあったが、PK判定とはならず、2点ビハインドで前半を終えた。

 町田は後半6分、戸高に代えてFW中島裕希を投入する。同15分にはFWジョン・チュングンとFW岡田優希を交代。すると同17分、岡田がPA内右から送ったクロスが長崎DFイ・サンミンの左足に当たってネットを揺らし、オウンゴールで1点差に迫る。

 後半23分にはPA内右で縦に仕掛けたロメロ・フランクが速いクロスを供給。フリーでファーに入った富樫が倒れながら右足で押し込み、2-2と同点に追いつく。富樫は3試合ぶりとなる今季4ゴール目を記録した。

 その後も攻勢をかけた町田。後半30分、右サイドのDF奥山政幸がクロスを送り、PA内中央の富樫がドンピシャのヘディングシュートを放つも、わずかにゴール右へ外れる。同45分には岡田がドリブルから右足でミドルシュート。しかし、左ポストの外側を通過し、試合は2-2で終了を迎えた。

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