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初来日の印象語るポグバ、「もうひとつ…日本代表のことで伝えたいことが」

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MFポール・ポグバは日本のファンに感謝

 マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバが初来日し、アディダスのイベント『TANGO LEAGUE TOKYO FINAL』にスペシャルゲストとして参加。イベント後の囲み取材で、日本代表のある行動に言及した。

 ポグバはイベント終了後の囲み取材で2018-19シーズンを振り返る。フランス代表として2018年6月のロシアワールドカップを制覇。しかし、ユナイテッドでは前指揮官ジョゼ・モウリーニョとの軋轢やチームの不調などが重なり、難しいシーズンになってしまった。ポグバは「色々あったんですけど、やはり国を代表してチームの皆と一緒にワールドカップを優勝したことで、私にとっては素晴らしいシーズンになりました」と1年間を締めくくった。

 アディダス「プレデター」については「幼い頃から履いていましたし、ベッカムだったりジダンも履いていた」と印象を語る。「今の私にすごく合っているシューズ。ミッドフィルダーなのでボールコントロールもしやすく、とても優れたシューズです」とチョイスの理由も明かした。

 会場には初来日のスーパースターを一目見ようとファンが殺到。ポグバは「日本に来てこんなに私のファンがいるなんてびっくりしました。皆さんが私の名前のシャツを買ってくれて、サインを欲しがってくれてとても嬉しく思いました。本当にありがとうございます」と喜びを露わにした。そして「もうひとつ皆さんに伝えたいことがあります」と口にし、「日本代表の選手たちのことですが…」と話し始めた。

「日本代表の選手たちは、試合後に必ずロッカールームをものすごく綺麗にして、まるで新品のようにして退出している。ヨーロッパのチームはすべてがこのようなことをやっているわけではない。みんなこれは真似するべきだと思いますし、これは世界に向けて素晴らしいメッセージだと思います」

 日本代表はロシアW杯決勝トーナメント1回戦で敗退した後、ロッカールームを清掃して退出。ロシア語で「ありがとう」とメモを残した様子がSNSで伝えられ、世界中から称賛を集めていた。さらに、今年1月のアジアカップや年代別代表でも同様の振る舞いをしていた。

(取材・文 石川祐介)
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