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「死んだほうがマシ」ローマを離れるトッティが首脳陣を痛烈批判

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記者会見に出席したフランチェスコ・トッティ

 ローマ退団を表明した元イタリア代表フランチェスコ・トッティ(42)がクラブの首脳陣を批判した。『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在42歳のトッティはディレクターを辞任し、ユース時代から30年に渡って所属したクラブを離れる決断を下した。選手を引退した2年前にクラブのマネジメント職に就いたが、自らの意見が反映されることがなかった実情を明かしている。

 記者会見の場で「自分の意見を表明するチャンスがなかった。本当のテクニカル・プロジェクトには一度も参加させてもらえなかったんだ」と憤りを示した。

「初年度はそういうこともあるだろうね。だが、2年目になって、自分から何かをしたいと思っても、私たちはともに助け合うことはなかった」

「彼らも私の思いはよくわかっていたはずだ。このクラブのために貢献がしたかった。だが、それはまったくもって叶えられなかった。あらゆる意思決定から私は外されていた。ならば私は別の道を歩みたい」

 ジェームズ・パロッタ会長ら首脳陣を痛烈に批判したトッティは、ローマを去る無念さをにじませ、次のようにコメントした。

「選手として引退したときよりもずっと気分は悪い。ローマを離れることは死ぬようなもの。死んだほうがマシっていう気分だよ」

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