“消える”翔哉…「その時間を減らしたい」と自身が感じた課題
[6.17 コパ・アメリカGL第1節 日本0-4チリ モルンビ―]
キレのあるドリブルで相手守備網を切り裂く姿を見せた。球際の勝負を挑んで相手からボールを奪い取ろうと試みた。しかし、日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は0-2と2点のビハインドを背負って迎えた後半20分にピッチを後にした。
序盤こそ鋭いドリブルでチリの脅威になったものの、警戒が強まってくるとボールに触れる回数が減少していく。本人が課題として感じたのは「試合からいなくなる時間をもっと減らしていかないといけない」ということ。「どの試合にもそういう時間はある」が、ボールに関与していない場合でも「ポジショニングをもっと良くする」ことで、その時間を減らそうと考えている。
また、チリとの差も肌で感じた。「チリが強いのは分かっていた。クロスの質も高いし、ボールを奪いに来る迫力があり、ワンタッチなどもうまかった」と個の能力の高さを感じ、何よりも「決定力があるのは最初から分かっていた。自分たちも学ばなければいけない」とシュート数は1本しか違わない状況で(チリ15本、日本14本)、4点差がついた決定力の差を痛感したようだ。
「今日はいろいろなことを感じられたので、それを無駄にしてはいけない」。中2日で行われる第2節ウルグアイ戦は19日に開催。この日の敗戦を糧に、わずかでも成長した姿をピッチ上で見せたい。
(取材・文 折戸岳彦)
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キレのあるドリブルで相手守備網を切り裂く姿を見せた。球際の勝負を挑んで相手からボールを奪い取ろうと試みた。しかし、日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は0-2と2点のビハインドを背負って迎えた後半20分にピッチを後にした。
序盤こそ鋭いドリブルでチリの脅威になったものの、警戒が強まってくるとボールに触れる回数が減少していく。本人が課題として感じたのは「試合からいなくなる時間をもっと減らしていかないといけない」ということ。「どの試合にもそういう時間はある」が、ボールに関与していない場合でも「ポジショニングをもっと良くする」ことで、その時間を減らそうと考えている。
また、チリとの差も肌で感じた。「チリが強いのは分かっていた。クロスの質も高いし、ボールを奪いに来る迫力があり、ワンタッチなどもうまかった」と個の能力の高さを感じ、何よりも「決定力があるのは最初から分かっていた。自分たちも学ばなければいけない」とシュート数は1本しか違わない状況で(チリ15本、日本14本)、4点差がついた決定力の差を痛感したようだ。
「今日はいろいろなことを感じられたので、それを無駄にしてはいけない」。中2日で行われる第2節ウルグアイ戦は19日に開催。この日の敗戦を糧に、わずかでも成長した姿をピッチ上で見せたい。
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