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ベンチから見てきた仲間たちは「別のチームのよう」。韮崎は先発復帰のCB雨宮主将が100分間無失点に貢献

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先発復帰した韮崎高CB雨宮修真主将は決勝戦で完封勝利に貢献

[6.16 インターハイ山梨県予選決勝 韮崎高 0-0(PK5-4)日本航空高 中銀スタジアム]

 主将が決勝で意地を見せた。韮崎高のCB雨宮修真主将(3年)は、4月の関東大会予選初戦で負傷。その後、なかなかパフォーマンスが上がらなかったという雨宮は復帰後もベンチスタートが続いていた。だが、CB清水悠生(3年)が累積警告で出場停止だった決勝戦で先発復帰。延長戦を含む100分間を無失点で守り抜き、優勝に貢献した。

 不安がゼロだった訳ではない。それでも、パートナーのCB内田歩(3年)や右SB長澤新志(3年)、GK保坂拓哉(2年)らチームメートがカバー。立ち上がりをしっかりと乗り越えた雨宮は空中戦や球際で強さを発揮し、相手のハイサイドへのボールをカバーするなどピンチを未然に防いでいた。

「キャプテンという立場で総体(関東大会予選)にもほとんどかかわれなくて、悔しい部分もあって関東大会でもほとんど出場できていなかったので悔しくて……。それを決勝戦でいざ出るとなって緊張したんですけれども、『やってやろう』という気持ちになって、それできょうできたので良かった」

 チームは関東大会予選優勝、関東大会準優勝、そしてインターハイ予選も決勝へ。ベンチから見ている期間、仲間たちがとても成長していることを実感していた。「別のチームのようで、キャプテンとして本当に頼もしいという一言に限りますね」。その仲間たちとともに戦う全国。雨宮はポジションを奪い返すことを誓った。

「競争はまた激しくなると思うんですけれども、キャプテンの意地もありますし、1年からレギュラーとして出ていたという意地もある。しっかりと成長していきたいと思います」。厳しい戦いの中で成長を遂げた仲間たちに追いつくことは簡単ではない。それでも、主将はチームに迷惑をかけた分をこれから、必ず取り戻す。

(取材・文 吉田太郎)
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