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目を覆いたくなるような悲劇…先制弾のU-21オーストリア代表FWが試合中に右足首骨折

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FWハンネス・ボルフが試合中に右足首を折られてしまう

 U-21欧州選手権は17日にグループリーグ第1節2日目を行い、U-21オーストリア代表はU-21セルビア代表と対戦し、2-0で勝利した。前半37分に先制点を挙げたFWハンネス・ボルフだが、後半29分に右足首にタックルを食らって負傷。足首が捻じ曲がる大怪我を負い、同32分に交代となった。

 セルビアにはレアル・マドリーへの移籍が発表されたFWルカ・ヨビッチが先発。しかし、先制に成功したのはオーストリアだった。前半37分、MFサシャ・ホルバートがPA内で右足シュートを放つが、ゴール右ポストに直撃。すると、跳ね返りをボルフが押し込んだ。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定によりオフサイドは認められず、オーストリアが得点を挙げた。

 後半に入るとセルビアが猛攻撃。両者は激しい競り合いを見せると、後半29分に悲劇が起きてしまう。オーストリアのボルフは左サイドからカットイン。すると、セルビアのDFブカシン・ヨバノビッチが背後からボルフの右足めがけてタックルに及んだ。体勢を崩したボルフは右足に体重をかけて転倒。その勢いで右足首は外側に曲がってしまっていた。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりタックルを仕掛けたヨバノビッチは一発退場に。その後、オーストリアは追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

『RMCスポーツ』によると、ボルフは右足首を骨折。全治までに数か月を要するとみている。20歳のオーストリア人は日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクに在籍していたが、今年1月に来季からライプツィヒに加入することが決まっていた。

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