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冨安健洋のセリエA移籍へ追い風?ボローニャDFが退団へ…保有元トリノが放出拒否か

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セリエA移籍が噂されるDF冨安健洋

 ボローニャは、ブラジル人DFリャンコの買い取りを希望していたが、保有権を持つトリノが断りを入れたようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が16日、報じている。

 リャンコは1月、期限付きでトリノから加入すると、成績不振により解任されたフィリッポ・インザーギの後任シニシャ・ミハイロビッチの下でレギュラーを獲得。ボローニャの守備を支えて、一時は不安視されていたセリエA残留に貢献した。

 シーズンを2位で終えたナポリもリャンコの獲得に乗り出すなか、ボローニャは選手の買い取りを希望していたが、保有元トリノとの交渉は難航。トリノはリャンコの放出に難色を示しており、両クラブに断りを入れたという。イタリア紙は、「リャンコの夢が砕ける」などと報じている。

 ボローニャは当初からトリノとの破談も視野に入れ、後釜候補としてシント・トロイデンに所属する日本代表DF冨安健洋をリストアップして交渉を開始していたようで、今後、移籍交渉が加速するのか注目される。

 なおボローニャは冨安のほか、ミラノと契約切れになる32歳のベテランDFクリスティアン・サパタにも熱視線を送っているとのこと。MF本田圭佑の元同僚としても知られるコロンビア代表DFは、ミハイロビッチのミラン時代の愛弟子であり、指揮官が獲得を要望しているという。現段階において、ボローニャのセンターバック補強の選択肢は日本代表DFおよびミランDFの2つであると見られるが、果たして冨安のセリエA移籍は実現するのか、今後の動向は注目されるところだ。

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