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「去年はコテンパンにやられた」対広島、鹿島側から語られた“1年前との違い”

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苦手広島に勝利した鹿島アントラーズ

[6.18 ACL決勝T1回戦第1戦 鹿島1-0広島 カシマ]

 昨季リーグ戦の戦績は鹿島アントラーズの2敗。「去年は結構コテンパンにやられたというか、相手のやりたいサッカーをさせてしまった印象があった」(MF永木亮太)。ACL決勝トーナメント1回戦ではそんなサンフレッチェ広島を相手に、今季初の対戦で大きな白星を収めた。

 昨年3月10日のJ1第3節、スタートダッシュ中の広島をホームに迎えた鹿島は、アグレッシブな球際勝負の中でミスが響いて0-1で敗戦。また、9月1日のJ1第25節は先制に成功したものの、そこから3失点を喫して1-3で敗れた。いずれも持ち味の勝負強さが鳴りを潜め、シーズンダブルを食らう屈辱を味わっていた。

 だが、この日は真逆の展開だった。前半24分、MFセルジーニョとMF土居聖真がギリギリの対人戦を制して先取点を奪うと、そのリードは守備陣の奮闘により最後まで動かず。「広島は球際、インテンシティーが強いけど、そこで負けていなかった」。終盤にはキャプテンマークを巻いた永木は味方の戦いぶりをそのように誇った。

 また、昨季は存在感を放った相手司令塔の不在も大きかったという。MF三竿健斗は「前は青山さん(MF青山敏弘)がいたので、うちが嫌だなと思うようなプレーをしてきていたけど、今日はそういったプレーがなかった。悪いイメージはなかったし、去年のほうが悪いイメージがあった」と元日本代表同僚の名前を挙げ、戦い方の違いを語っていた。

 もっとも、メンバーには違いがあるにせよ1週間後に控える第2戦も同様にギリギリの競り合いが予想される。「アウェーゴールを取れるのは僕たちだけなので、1点を取ったら有利になる。早い時間で1点取った時、守備に行くのかもう1点取るかの判断がすごく大事。1点目より2点目をどっちが取るかが大事になると思う」(三竿)。鹿島は昨季の反省も糧にし、先行しても油断せずに戦っていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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