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「私と似て大きな情熱と勇気を持つ」ザッケローニ氏が語るミラン次期監督候補とは?

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日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ

 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じ、ミラン次期監督候補とされるマルコ・ジャンパオロ氏について見解を示した。

 ザッケローニ氏は2010年から4年間にわたって日本代表監督を務め、チームをブラジル・ワールドカップへと導いた。イタリア人指揮官は日本代表監督退任後も、北京国安やUAE(アラブ首長国連邦)の指揮官としてアジアを舞台に活躍を続けたが、「セリエAはUAEでは人気があるが、アジアの他の国ではプレミアリーグが覇権を握っている」と母国のリーグのアジアでの不人気を嘆く。

 そんなザック氏が、1998年夏から2年半にわたって率いた古巣のミランについて自身の見解を示した。1年目の1999年にはミランにスクデットをもたらしたザッケローニ氏。現在、ミラン次期監督候補として有力視されている元サンプドリア指揮官のジャンパオロ氏に関して、記者が投げかけた「あれから21年、ミランにとってジャンパオロは“新ザッケローニ”になれるのか」との問いに答えた。元サンプドリア指揮官の資質に自身との共通点を感じつつ、就任1年目でのスクデット獲得は厳しいと結論付けた。

「ジャンパオロは私と似ていて、大きな情熱を持っている。それに哲学やそれを実行し、守っていく勇気も兼ね備えている。私が指揮していた当時、直近の2シーズンは10位、11位の成績だったのは事実だ。だがあの頃は、これほど戦力のあるユベントスがいなかったからね」

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