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次戦ウルグアイ戦に向けて切り替える三好「引きずっているわけにはいかない」

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日本代表MF三好康児(横浜FM)

 初戦チリ戦は0-4の大敗を喫した。世界トップレベルの国との差も感じた。当然、悔しさもあるが下を向いていても仕方がない。日本代表MF三好康児(横浜FM)は気持ちを切り替えて、グループリーグ第2節ウルグアイ戦に臨もうとしている。

 チリ戦では0-2と2点のビハインドを背負った状況で迎えた後半20分に出番が巡ってきた。自身にとってA代表デビューとなったが、「試合に勝つことがすべて。出してもらうからには結果を残すことだけを考えた」と、4-2-3-1の右サイドハーフの位置に入り、攻撃にリズムをもたらそうと奮闘。得点は生まれずにチリに2点を加点されて0-4の完封負けを喫して、「課題に感じる部分もある」と答える一方で、「チームとしてできた部分もあると思う」と続けた。

「チリ戦のできていた部分をフォーカスしてもいい。負けた悔しさはあるけど、次の試合でやるしかないので、いつまでも引きずっているわけにはいかない」

 三好自身は17年のU-20W杯グループリーグ第2節で、今回のコパ・アメリカ招集メンバーであるMFロドリゴ・ベンタンクールやMFフェデリコ・バルベルデらを擁するウルグアイと対戦しており、0-2で敗れている。「フィジカルが強いし、個々の能力の高さはチリ以上のものがある選手もいると思う」と警戒を示しつつも、「組織でカバーできると思う」とウルグアイの強烈な個に対し、組織で対抗するイメージを膨らませている。

「U-20W杯(のウルグアイ戦)でも、昨日のチリ戦でもチャンスがなかったわけではない。向こうが得点して、こっちは惜しい止まりで終わってしまうのが実力だと思う。そこで1点取ることができれば、勢いに乗れると思う」。自身が奪うゴールでもいいし、仲間を生かしたアシストでもいい。チームに勢いをもたらす得点をどん欲に狙っていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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