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36歳&19歳から刺激を受ける22歳…GK小島亨介「いつチャンスが来るか分からない」

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日本代表GK小島亨介(大分)

 先輩は14歳上の36歳。後輩は3歳下の19歳。そして、自身は今年1月に22歳を迎えた。これまで東京五輪世代の第1GKとしてプレーしてきたGK小島亨介(大分)は、コパ・アメリカで新たな刺激を受けている。

 コパ・アメリカに臨んでいる日本代表のGKは3選手が選出され、小島の他にGK川島永嗣(ストラスブール)とGK大迫敬介(広島)が名を連ねた。すると、第1節チリ戦では大迫が、第2節ウルグアイ戦では川島がゴールマウスを守った。所属クラブでは出場機会をつかめていない川島だが、ウルグアイ戦では決定的な危機をしのぐなど好守を披露してチームに勝ち点1をもたらしている。

「間違いなく練習の中での一つのプレーの集中力の高さだったり、細かいところもこだわりは大事な部分につながってきていると思うので、そこは自分も参考にしたい」(小島)

 そして、年下の大迫が初戦のゴールマウスを託されたように、下の世代からの突き上げもある。「間違いなくモチベーションになる」と語った小島は、「自分自身で危機感を出すのはすごく難しいけど、人が関わってくれば、より危機感というのは増してくる。そういった意味で自分はより危機感を持ってやらないといけないと感じる」と続けた。

 24日の第3節エクアドル戦で出場機会が回ってくる可能性は、もちろんある。「本当にいつチャンスが来るか分からない。自分としてはいつでも出れるようにトレーニングから準備したい」と虎視眈々と出場機会をうかがう。

(取材・文 折戸岳彦)
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