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「ガンバはこんな順位にいるチームじゃない」宇佐美や堂安の前で21歳FW食野が劇的弾! 17位G大阪が4戦ぶり白星

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G大阪FW食野亮太郎(左)が劇的な決勝ゴール

[6.22 J1第16節 G大阪1-0湘南 パナスタ]

 J1第16節が22日に開催され、17位ガンバ大阪はホームで12位湘南ベルマーレに1-0で勝利した。後半アディショナルタイム1分に21歳FW食野亮太郎が劇的な決勝ゴール。4試合ぶりの白星で13位に浮上した。敗れた湘南は4連敗となっている。

 前節・磐田戦(1-1)のドローで降格圏内に後退したG大阪と、3連敗中の湘南の対戦。パナソニックスタジアム吹田にはG大阪OBのMF宇佐美貴史やMF堂安律も観戦に訪れた。G大阪は前半13分にFW中村敬斗が強烈なミドルシュートでゴールを襲い、同29分にはFWアデミウソンがPA内右に抜け出してGK秋元陽太との1対1になるが、いずれのチャンスもゴールにはつながらない。

 一方、湘南は前半30分に右サイドのMF古林将太がゴールライン際から速いクロスを送ると、GK東口順昭がファンブルしたボールがゴールへ向かうも、DF三浦弦太に蹴り出されて先制はならず。同37分には再び右サイドの古林がクロスを入れ、FW山崎凌吾がヘディングシュート。しかしGK東口にセーブされ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 G大阪は後半開始からMF福田湧矢に代えてMF遠藤保仁を投入。元日本代表のゲームメーカーを中心に、主導権を握ってゲームを進める。後半26分にはPA手前中央に持ち運んだFWファン・ウィジョが右足で鋭いシュートを打ったものの、ゴール左へ外れた。

 その後も攻め込みながらネットを揺らせずにいたが、後半28分に途中出場していた食野がスタジアムに歓喜をもたらす。同アディショナルタイム1分、PA内左でのキープから中央へ切れ込み、右足でシュート。見事にゴール右隅を射抜き、2試合ぶりとなる今季3点目を記録した。

 食野は試合後のフラッシュインタビューで「ようやく自分のゴールでガンバ大阪を勝利に導くことができた」とコメント。今後に向け、「ガンバ大阪はこんな順位にいるチームじゃないと思っているので、自分の力でどんどん上に引き上げたいなと思います」と誓った。

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