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シャビが現役引退の盟友トーレスについて語る「パスを送ることはとても簡単だった」

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シャビ・エルナンデスフェルナンド・トーレスについて語った

 元スペイン代表MFのシャビ・エルナンデス氏が、現役引退を発表した同代表の元チームメート、FWフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)について語った。

 シャビ氏とトーレスは、EURO2008、2010年南アフリカ・ワールドカップ、EURO2012で優勝を成し遂げた黄金期のスペイン代表の根幹となった。特にEURO2008決勝ドイツ戦では、シャビ氏のスルーパスからトーレスが決勝弾を決め、これが同代表チームの歴史の転換点となった。

 トーレスより少し前にスパイクを脱ぎ、現在アル・サッドの監督を務めるシャビ氏は、スペイン『マルカ』で盟友トーレスについて次のように語っている。

「僕にとって、フェルナンドとエル・グアへ(ダビド・ビジャ)に向けて、深いパスを送ることはとても簡単だった。彼らはボールを引き出す動きを止めはしなかった。それはルイス(・アラゴネス、EURO2008優勝監督)が求めていたことでもあったんだ。ルイスは彼らのマークを外す動き、スピード、力強さを生かし切ろうとした」

「そうして生まれたのが、EURO2008決勝のゴールだ。トーレスが前にいること、完璧なタイミングで動き出すことは分かっていた。あのプレーの素晴らしさは、彼のマークを外す動きにあった。トーレスのような選手がいなければ、パサーにできることなんて少ないんだよ」

「フェルナンドはプロフェッショナルとしても、人間としても模範的だ。エル・ニーニョ(トーレスの愛称、子供の意)と一緒に、あんなにも素晴らしい日々を過ごせたことは、贅沢としが言いようがない」

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