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「引き際を探していた」トーレスが語った日本人とJリーグの印象は? ホームシックを否定

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世界中で愛されたFWフェルナンド・トーレス

 元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが現役引退を決断した経緯を母国メディアにも語った。スペイン『アス』がインタビューを伝えている。

 引退決断の理由について聞かれ、「良い引き際を探していた」と胸中を明かした。

「熟考した末での決断だった。他のチームメイトたちが同じような決断をしたとき、僕は悲しかった。(スティーブン・)ジェラードが引退したときのことを思い出すよ。あのときはつらかった」

「実際に引退してみないと、この感覚はわからない。いろいろなことを考えた。これがベストだと思いたいね、ちょうどアトレティコから離れたときのように。良い引き際を探していたんだ。よく考えて、100%確信をもったうえでの決断だ」

 トーレスは昨夏、アトレティコ・マドリーから鳥栖に電撃加入し、Jリーグで現役を引退することになった。「ホームシックになったのか?」という質問には「いいや。日本での生活は家族と非常に楽しんでいるし、すばらしい経験だ」ときっぱりと否定した。

「もっとこのすばらしい国を僕らは知るべきだ。日本人は立派な人々であり、僕らに多くのことを教えてくれる。だけど僕が自分に課していたレベルのプレーが、徐々にできなくなってきたことに気づいたんだ。だから自分の限界が来る前に、自分の体に正直になってお別れすることを決めた」

 加入1年目の昨季は公式戦19試合4得点。今シーズンは怪我の影響により、出場機会は限られた。Jリーグの印象については、「大きなポテンシャルのあるリーグだし、ここにはすばらしい選手がたくさんいる。もっともっと良くなると思うよ。カルチャーショックを受けることもあったし、まだまだ改善できる点はあるけど、素材はすばらしいし、ポテンシャルは大きい」と説いた。

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