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ユベントス、21歳キエーザと相思相愛もフィオレンティーナは納得せず交渉は長期化か

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期待の若手FWフェデリコ・キエーザ

 ユベントスは21歳FWフェデリコ・キエーザの獲得を目指すと目されているが、同選手の所属するフィオレンティーナの新オーナー、ロッコ・コミッソ氏がイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューを通じて引き抜きをけん制した。

 ユベントスは来シーズンへ向けて、アーセナルを退団するMFアーロン・ラムジーをすでに確保しているほか、同じくフリーとなるパリSGのMFアドリアン・ラビオとの交渉も合意が間近に迫る。続いては、キエーザの獲得へ向けてフィオレンティーナとの交渉へ臨むようだ。

 新指揮官のマウリツィオ・サッリがナポリ時代から獲得を熱望していたというキエーザ。選手本人はユベントス移籍を希望しており、すでにトリノのクラブと口頭で合意に至っていることが伝えられている。『トゥット・スポルト』によれば、ユベントスは21歳の逸材をトリノへ呼び寄せるための交渉に取り組んでいるようだが、フィオレンティーナのフロント陣営が大きな壁となっている。新オーナーのコミッソ氏が、キエーザのフィレンツェ残留を改めて強調している。

「私の知らないことがないのであれば、キエーザはフィオレンティーナに残る。彼はフィレンツェで育ち、彼の両親もこの街で暮らしている。彼のために強いチームを作り上げるつもりだ。もう少し私に時間を与えて欲しい」

 キエーザの移籍交渉においては、契約上、選手の意思が尊重されることになっているが、金銭面においてフィオレンティーナを納得させるだけの条件を提示しなければならない。ユベントスは現段階において5000万ユーロ(約61億円)を提示しているようだが、ビオラはこれを不十分であるとしているとのこと。

 今後の可能性としては、不足分をトレードで補う方法が指摘されている。トレード要員にはFWゴンサロ・イグアインの名前が挙げられたが、代理人を務める兄がこれを否定。交渉の長期化が予想されるなか、今後の動向が注目されるところだ。

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