beacon

ウルグアイ戦で世界驚かせた三好康児「終わった試合をいつまでも…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF三好康児(横浜FM)

[6.24 コパ・アメリカGL第3節 日本1-1エクアドル ベロオリゾンテ]

 大きな自信を得た。そして、課題も感じたコパ・アメリカとなった。

 ウルグアイ戦で世界を驚かす2ゴールを奪った日本代表MF三好康児(横浜FM)は、第3節エクアドル戦でもスターティングメンバーに名を連ねて右サイドハーフの位置に入った。前半37分にはMF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)へのパスでシュートを呼び込むなど、リズムをもたらそうとしたが、後半37分にピッチを後にするまでに得点に絡むことはできなかった。

 試合は1-1のドローに終わり、決勝トーナメント進出を逃した。チームとして好機を生み出しながらも決め切れず、「チャンスで決めていれば勝てた試合だと思うので、そこはやっぱり悔しいです」と唇を噛んだ。

 A代表初選出ながらも全試合に出場。第2節ウルグアイ戦と最終節エクアドル戦ではスターティングメンバーに名を連ね、ウルグアイ戦ではA代表初ゴールを含む2得点を記録して猛烈なアピールを成功させた。本人は「自信を持てた部分もある」と胸を張りながらも、「ただ、1試合で点を取っただけなので」とその後は反省が口を突いた。

「やっぱり、まだまだ足りないという部分が大きい。最後のパスの精度だったり、シュートの精度。こういった舞台で決め切るだけの力というのは必要だったし、あとは守り切る部分も必要だったと思う」

 そして、ウルグアイ戦の2ゴールも「今後にどうつなげていくかは自分次第」と答えると、「終わった試合をいつまでも語るよりも、そこで得た自信や経験を、これから先、表現していくことが大事だと思っている」と前だけを見据えた。

(取材・文 折戸岳彦)
●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集
★コパ・アメリカが観られるのはDAZNだけ!全試合を独占ライブ配信

TOP