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途中出場で輝いたなでしこ籾木結花「今大会最多タイ」のスタッツで証明

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オランダ戦でチャンスを演出したMF籾木結花

[6.25 女子W杯決勝T1回戦 日本1-2オランダ]

 2大会ぶりの世界一を目指した日本女子代表(なでしこジャパン)は16強敗退となった。なでしこジャパンが女子ワールドカップのグループリーグを2位で突破したのは、初優勝を飾った2011年大会以来だった。決勝トーナメント1回戦オランダ戦は1-1で迎えた終了間際にPKを与え、決勝点を献上。1-2で競り負け、大会から姿を消すことになった。

 今大会初出場となった23歳が流れを引き寄せた。大会前に右足を負傷したMF籾木結花は後半27分から途中出場。決定機につながるパスを配給すれば、後半37分には冷静な切り返しから自らシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた。

 限られた時間でチャンスをつくった籾木の活躍は、スタッツでも証明されている。『Opta』によると、約20分の出場で4本のラストパスを記録した。「途中出場からのラストパス本数としては今大会最多タイ」だという。また、出場時間20分未満の試合で記録したラストパス本数も、2011年以降で同大会最多だった。

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