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トランプ大統領、大活躍のアメリカ女子MFを“非難”「しゃべる前に勝て」

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アメリカ女子代表MFミーガン・ラピノー

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は26日、自身の公式ツイッター(@realDonaldTrump)を更新し、アメリカ女子代表MFミーガン・ラピノーを名指しで批判した。同選手は女子ワールドカップ優勝を果たしたとしても、大統領官邸(ホワイトハウス)訪問を拒否する意向を示していた。

 M・ラピノーは大会前、サッカー専門誌『EIGHT BY EIGHT』のインタビューで「(優勝して)ホワイトハウスを訪れるのが楽しみ?」と問われ、「クソみたいなホワイトハウスに行くつもりはない」と返答。「チームの誰もが彼に投票しないことを願っている」と大統領への批判の姿勢を見せていた。

 ラピノーは今大会、決勝トーナメント1回戦のスペイン女子代表戦(○2-1)で2得点を挙げるなど大活躍中。しかし、トランプ大統領は対立姿勢を隠さず、以下のように書き込んだ。

「われわれを拒否するNBAを除けば、多くのリーグとチームはホワイトハウスが大好き。私はアメリカチーム、そして女子サッカーの大ファンだが、ミーガンは喋る前にまず勝つべきだ。仕事を終わらせろ!」。

「私はまだミーガンやチームを招待してはいないが、勝とうが負けようが招待しようとしている。ミーガンは、彼女やチームに多大なことをしているわれわれの国、ホワイトハウス、われわれのフラッグを軽視すべきではない。身につけているフラッグに誇りを持て!」。

 その後トランプ大統領の投稿には、ラピノーの元チームメートで、同じ代表チームの女子選手と婚約しているアリ・クリーガー氏(@alikrieger)が「私はラピノーのそばに立つ」と反論。「LGBTQ+の人々、移民、多くの弱者たちとの闘争と引き起こす現在の政権を私は支持しない」と述べている。

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