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“皇帝クボ”。スペイン紙が歓迎ムードで久保建英を特集「トップとBチームの中間にいる」

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レアル合流が迫るMF久保建英

 コパ・アメリカが開催されたブラジルから日本に戻ったMF久保建英は7月上旬にレアル・マドリーに合流する。

 スペイン『アス』が「“皇帝”クボ、日本の真珠はすでにマドリードを惑わせている」と見出しを打ち、「レアル・マドリーは長年追跡したアジアのスターをついにつかまえたと信じている。それがタケフサ・クボだ」と、歓迎ムードで特集している。

 14日にレアル移籍が正式発表され、コパ・アメリカでは全3試合に出場した久保。キラーパスやドリブル突破、惜しいシュートを放つなど、持ち味を十分に発揮した。同メディアは「日本人アタッカーはカスティージャとトップチームの中間にいる」と伝えている。

「若き日本のスターはコパ・アメリカで優れたパフォーマンスを見せた。ジダン監督はアメリカで行われるプレシーズンマッチに彼を連れて行くだろう」

 2019-20シーズンはBチームのカスティージャで過ごすことになるが、プレシーズンはトップチームのアメリカツアーに帯同する見込み。現地ではバイエルン、アーセナル、アトレティコ・マドリーとプレシーズンマッチ3試合が予定されている。

 記事ではバルセロナの下部組織で育ち、スペイン語が堪能な久保を従来の日本人選手と対比し、「これまで日本のサッカー選手が欧州サッカーに適応するにはハンデがあったが、マドリーで彼がその問題を抱えることはないだろう」と太鼓判を押している。

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