シントトロイデンに所属する20歳DF冨安健洋のボローニャ移籍が秒読み段階に入っている。

　2018年1月にアビスパ福岡からシントトロイデンに加入した冨安は昨季、ジュピラーリーグで際立った活躍を見せ、日本代表にも定着した。日本代表CBの新天地はイタリアに決定しようとしている。

　すでにクラブ間合意に至ったと報じられ、現地時間28日にも正式契約に至る見込み。ボローニャの情報サイト『Tutto Bologna Web』は、イタリア紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』のアレッサンドロ・モッシーニ記者がは冨安の評価を伝えている。

「冨安は足元の技術、フィジカルがあり、危険察知能力もある。欠点はいくつかあるが、彼はまだ若い。明日はボローニャでメディカルチェックを行うようだが、私は良い補強だと思う」

　同記者は同じくボローニャ移籍が間近に迫るDFステファノ・デンスビルとのポジション争いを予想しており、「すぐに先発をつかめるかどうかは分からない。素晴らしい左足を持つデンスビルと競うことになるだろう。2人のDFはともに平均以上の足元を持っている」と分析している。

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