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女王アメリカ、第1回から8大会連続ベスト4!開催国フランスの猛攻振り切る

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2ゴールの活躍をみせたアメリカ女子代表FWミーガン・ラピノー

[6.28 女子W杯準々決勝 フランス1-2アメリカ]

 女子ワールドカップは28日に準々決勝を行い、アメリカ女子代表がフランス女子代表を2-1で下し、準決勝進出を決めた。7月2日に行われる準決勝ではイングランド女子代表と対戦する。

 最新FIFAランキング1位のアメリカと4位フランスとの強豪対決。試合は早々に動いた。前半5分、PA右脇でFKを獲得したアメリカはFWミーガン・ラピノーが右足でゴール前に蹴り込むと、そのまま誰も触らずゴールに吸い込まれ、先制のゴールネットを揺らした。

 1-0の状況が続く中、アメリカに待望の追加点が生まれる。後半20分、FWアレックス・モーガンのスルーパスに抜け出したMFトビン・ヒースがPA右に進入。中央に折り返したボールをラピノーが右足で流し込み、2-0とリードを広げた。

 開催国として意地をみせたいフランス。後半36分にPA左角あたりでFKを獲得すると、MFガエターヌ・ティネイが上げたクロスをDFワンディ・ルナールが頭で合わせて1点差に詰め寄る。しかし、その後スコアは動かず、2-1でタイムアップ。女王アメリカが難敵フランスを退けてベスト4進出を果たした。

 なお、アメリカは1991年の第1回大会以降、8大会連続でベスト4入り。そのうち4回決勝に勝ち上がっており、優勝を逃したのはわずか1回となっている。

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