ドルトムント退団が濃厚となっている日本代表MF香川真司(30)に念願のスペイン移籍が浮上している。トルコ『フォトスポル』が伝えている。

　今年1月に出場機会を求めて、ドルトムントからシーズン終了までの契約でベシクタシュにレンタル移籍した香川。デビュー戦で2ゴールを挙げるなど、リーグ戦14試合で4ゴール2アシストを記録し、3月にロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰を果たした。

　香川とドルトムントとの契約は2020年6月までだが、同クラブは新戦力のベルギー代表MFトルガン・アザールに、香川がこれまで背負ってきた背番号23を与えることを発表。これにより、香川の今夏退団は確実とみられている。

　そんな中、香川に対して、今季途中から半年間にわたって日本代表MF乾貴士が在籍したベティスがオファーを提示しているという。ドルトムントは前向きのようだが、香川側が年俸80万ユーロ(約9800万円)に難色を示している様子。交渉が難航しているようだ。

　なお、ベシクタシュは香川の希望を尊重しつつ、再獲得を狙っているという。

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