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トッテナム、レアルにエリクセン獲得“逆オファー”か…フリー退団前に現金化目指す

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移籍が噂されるMFクリスティアン・エリクセン

 トッテナムは、レアル・マドリーに対してMFクリスティアン・エリクセン移籍の“逆オファー”を送ったようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 2013年にアヤックスから加入したエリクセン。6年間で常に主力として活躍し、公式戦通算277試合に出場66ゴール86アシストを記録するなど、チームをけん引してきた。2018-19シーズンも51試合ピッチに立ち、10ゴール17アシストを記録。クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝進出に大きく貢献した。

 しかしCL決勝から数日後、エリクセンは「新しい挑戦がしたい」と語り、今夏の退団希望を表明。契約は2020年までだが、延長オファーを拒否したと伝えられている。

 そんな中、トッテナムはレアルに対して“逆オファー”を送ったようだ。

『マルカ』によると、トッテナム会長ダニエル・レビはレアルSDホセ・アンヘル・サンチェス連絡し、エリクセンに対してオファーを出さないかと持ちかけたようだ。トッテナム側は、来季限りで契約の切れる27歳MFをフリーで手放すことは望んでおらず、今夏現金化するために動いているという。そこで昨年獲得へ興味を持ち、本人も移籍を希望するレアルへと呼びかけたと見られている。昨夏には、エリクセンに対して1億5000万ユーロ(約183億円)のプライスタグを設定したトッテナムだが、現在は7000万ユーロ(約86億円)程度で手放すことを考えているようだ。

 しかし同紙によると、今夏選手獲得に3億ユーロ以上(約367億円)を投じたレアルは、現状この申し出を受ける気はないという。ジネディーヌ・ジダン監督が熱望するMFポール・ポグバ、そしてアヤックスMFドニー・ファン・デ・ベークの獲得を優先しているようだ。それでも『マルカ』は、上記2選手の獲得に失敗した場合、エリクセン獲得に動き出す可能性があるとの見解を示している。

 マンチェスター・ユナイテッドユベントスも関心を示しているというエリクセン。デンマーク代表MFは、来季どのクラブでプレーするのだろうか。

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