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U-16女子代表、なでしこの“敵討ち”含む3連勝で欧州遠征を終える

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 U-16日本女子代表は29日、オランダ遠征の最終戦として同国のクラブチームDZC’68と対戦し、14-0で大勝した。見事に3連勝を飾り、遠征を終えている。

 日本は24日にズウォレとトレーニングマッチを行い、8-0の勝利。日本女子代表(なでしこジャパン)が25日の女子W杯決勝トーナメント1回戦でオランダ女子代表に1-2で敗れた翌日には、国際親善試合でU-16オランダ女子代表に3-2で競り勝っていた。

 狩野倫久監督は26日のオランダ戦に関し、日本サッカー協会(JFA)の公式サイトを通じて「現地25日にFIFA女子ワールドカップフランス大会の決勝ラウンド日本対オランダ戦を観戦し、翌日26日にU-16オランダ女子代表との国際親善試合があり、絶対に負けられない一戦としてチーム一丸となって試合に臨みました」とコメントしている。

 続けて「先制点は取ったものの、後半、相手の選手交代や戦術的な変更を含め、立ち上がりに2失点し逆転されましたが、守備の強度を上げ、攻守において積みあげてきたものの質と精度、そしてイメージの共有と互いのコンビネーションにより得点を重ね逆転することができ、勝利することができました」と手応えも語った。

 また、今回の遠征については「5月末、AFC U-16女子選手権の組み合わせ及び大会日程が決まり、今回の活動をAFC U-16女子選手権にむけての最後の海外遠征とし、その中でオランダ女子代表と国際親善試合ができる貴重な海外遠征となりました。キャンプ期間中、天候に恵まれ、緑の多い落ち着いた雰囲気の中での生活と、その近くにある地元クラブチームの天然芝グラウンドという恵まれた環境の中で集中したトレーニングを行うことができました」と振り返っている。

 日本は今後、8月初旬に国内合宿を実施。9月9日に開幕するAFC U-16女子選手権タイ2019に向け、同5日から直前合宿を行う予定となっている。

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